2011年7月5日火曜日

明日は出かける天の川まうへ

Santouka081130005

―四方のたより―「市岡OB美術展」開催中

3日の日曜日から9日の土曜日まで、もう何回目かな、11イヤ12回か―。
市岡高校OB美術展が、
例によって、西天満の大阪現代画廊・現代クラフトギャラリーにて開催している。
Obbijyutu
昨夕、行ってきた。
お馴染みのメンバーの、絵画・彫刻から書や写真、凝り型から付焼刃-失礼!-まで、相変わらず玉石混淆の作品が並ぶが、
これが―ICHIOKA、これぞ―ICHIOKAなのだ。

070503
実は同期の3名を誘って、会場で落合おうといっていたのだが、そのうちの一人がいつまで経っても姿を見せない。
携帯で連絡を取ると、どうにも聞き取れない声が途切れ途切れに響く。どうやら梅田地下あたりですでに呑んだくれているらしい。
雨がぽつぽつと降り出した中を移動、ようやく4人揃って、めでたく飲み会とはなったが、ひとり先行馬はすでに酩酊状態だから話題も混戦模様。
二軒目、長い長いコーヒーブレイクとなった店では、椅子に腰掛けたままひたすら眠りつづける酩酊氏をよそに、延々と2時間ばかり三人で喋りまくっていた。

―山頭火の一句― 行乞記再び-昭和7年-177

7月5日、曇、例の風が吹くので、同時に不眠の疲労があるので、小月行乞を見合わせて籠居。
きのふのゆふべの散歩で拾うてきた蔓梅一枝-ねぢうめともいふ-を壺の萩と挿しかへたが、枝ぶり、葉のすがた、実のかたち、すべてが何ともいへないよさを持つてゐる、此木は冬になつて葉が落ち実がはじけた姿がよいのだが、かうした夏すがたもよかつた。
句集「鉢の子」がやつときた、うれしかつたが、うれしさといつしよに失望を感ぜずにはゐられなかつた、北朗兄にはすまないけれど、期待が大きかつただけそれだけ失望も大きかつた。装幀も組方も洗練が足りない、都会染みた田舎者! といつたやうな臭気を発散してゐる-誤植があるのは不快である-、第二句集はあざやかなものにしたい!
払ふべきものを払へるだけ払つてしまつたので、また、文なしとなつちやつた、おばさんにたのんでアルコール一壜をマイナスで取り寄せて貰ふ、ぐいぐいひつかけて昼寝した。‥‥
夜は宿の人々といつしよに飲んでしまつた、アルコールのきゝめはてきめん、ぐつすりと朝まで覚えなかつた。

※この日句作なし、表題句は7月4日記載の句

070504
Photo/三恵寺の石仏たち-’11.04.30


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