2011年7月15日金曜日

あすはよいたよりがあらう夕焼ける

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―表象の森― 七つの社会的罪-Seven Social Sins-

マハトマ・ガンジーが1919年から32年にかけて英語で毎週刊行していた「Young India」という小誌-「七つの社会的罪 -Seven Social Sins-」は、1925年10月22日付に掲載された。

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最近、この中の「道徳なき商業」を引用し、参議院行政監視委員会-5/23-において原発批判をくりひろげたのが小出裕章氏だが、このことによってあらためて注目されたガンジーの「七つの社会的罪」

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・理念なき政治 -Politics without Principle-

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・労働なき富 -Wealth Without Work-

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・良心なき快楽 -Pleasure Without Conscience-

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・人格なき学識 -Knowledge without Character-

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・道徳なき商業 -Commerce without Morality-

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・人間性なき科学 -Science without Humanity-

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・献身なき信仰 -Worship without Sacrifice-


―山頭火の一句― 行乞記再び-昭和7年-187

7月15日、一切憂鬱、わづかに朝湯が一片の慰藉だ。
ただ暑い、空つぽの暑さだ。
南無緑平老菩薩、冀はくは感応あれ。
夕の散歩で4句ほど拾ふたが、今年はじめて蜩を聴いたのはうれしかつた、峰と峰とにかこまれたゆふべの松の木の間で、そこにもここにも蜩がしづかにしめやかに鳴きかはしてゐた-みんみん蝉は先日来いくたびも聴いたが-。

※表題句の外、3句を記す

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Photo/妙青禅寺山門下の左にある湯が自慢の寿旅館-’11.04.30


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