2011年8月16日火曜日

虫が鳴く一人になりきつた

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―四方のたより― ゲノム解析

私の読んでいるメルマガ「明快!森羅万象と百家万節の系譜」によると、ゲノム解析はめまぐるしく進み、そのコストは飛躍的に安価になってきているという。以下は8/13付のメルマガから-

「DNA を読み書きするためのコストは、この10 年間で100 万分の1 になりました。そのスピードは、LSI上のトランジスタ数が、時間経過とともに指数関数的に増加するという<ムーアの法則>を超えているそうです。
そのおかげで、たくさんの一般的な病気への「罹りやすさ」を決める遺伝子変異がすごい勢いで発見されています。ただ、それぞれの遺伝子変異はご く限られた貢献度しかもっていないらしく、総合スコアで罹りやすさを計算します。例外的には、病気の罹りやすさをほぼ決定する遺伝子変異(遺伝病の原因遺伝子)があります。
個人のゲノムを決めても現在では100万円ほど。ゲノム・データはマイクロSDに入ります。あらゆる病気に対する罹りやすさを計算することができるので、健康を維持するための注意をあらかじめ知ることができます。人間的な一生を全うするための強力な武器となることでしょう。さらに、健康保険の費用を大幅に節約できるならば、健康保険程度の費用で運営できるかもしれません。
個人ゲノムをベースにした健康管理システムを利用するには、たくさんの人がこのシステムを利用し、疫学データと遺伝情報データを一定の期間、蓄積する必要があります。すなわち、個人のすべての病院名、受診結果、健康診断の結果、投薬を記録する必要があります。データ管理のために、ICカードが保険証に組み込まれます。診療報酬のレセプトも含めてシステムに組み込めば、費用の節約になります。ドクターショッピングや過剰診療の防止に役立つことになります。」


―山頭火の一句― 行乞記再び-昭和7年-219

8月16日、いよいよ秋だ、友はまだ来てくれない、私はいわゆる「昏沈」の状態に陥りつつあるやうだ。
待つてゐる物が-それがなければ造庵にとりかかれない物が来ない。
今日もやつぱり待ちぼけだつたのか。

※表題句の外、1句を記す

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Photo/北の旅-2000㎞から―雄阿寒岳と阿寒湖-’11.07.26

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